「正義の人」の凶悪犯罪 モネの名画を襲撃 歪んだ正義感
自分(の不甲斐無さ)に対する深層心理の怒りやイライラ
それを吐き出すため、自分の脳内だけの狭い正義で
反社会的行動を正当化しようとする、凶悪な「正義の人」
非常に卑劣で、子供じみた連中だと思います
ヽ(`Д´)ノ
世間に衝撃を与えたロンドン・ナショナル・ギャラリーでのゴッホ《ひまわり》襲撃事件が記憶に新しいなか、今度はドイツ・ポツダムにあるバルベリーニ美術館で、モネの作品が「正義の人」によって襲撃された。
10月23日午後(ドイツ時間)、ドイツの環境活動団体「ラスト・ジェネレーション」の支持者である2人の「正義の人」が、展示中のモネの《積みわら》の前で立ち止まり、マッシュポテトを投げつける事件が発生した。
事件を起こした「正義の人」は作品の前で
「人々は飢え、凍え、死んでいる」
「私たちは気候の破局を迎えている。
そして、あなたが恐れているのは、
絵に描いたような
トマトスープやマッシュポテトだけだ」
などと、馬鹿げた主張を展開している。
いっぽう、「正義の人」団体ラスト・ジェネレーションは、プレスリリースのなかで、ナショナル・ギャラリーの事件に言及し、今回の行動によって
「社会に対して
『芸術と命、どちらがより価値があるか?』
という問いを投げかけることができる!」
などと主張。
「正義の人」団体ラスト・ジェネレーションのスポークスマンは、次のようなコメントを発表している。
「モネは自然を愛し、そのユニークで壊れやすい美しさを作品に取り込んだ。
モネがその魔力を賞賛したこの世界そのものの破壊よりも、
これらの現実のイメージのひとつが損なわれることのほうを恐れる人が
これほど多いのはなぜだろうか。
キャンバスに描かれた牧歌的な世界に没頭するのではなく、
現実を直視しなければならない。
食料と水の奪い合いをしていたら、芸術を鑑賞する暇もない!」