このところフィッシング詐欺メールが非常に多くなってます
まず下の見本ような詐欺メールが送られて来ます
送信者を見ると、イオンとか、三井住友カードとか、JR東日本とか、それなりの大企業のメルアドを偽装しています
送信者アドレスの偽装は簡単に出来ます
そしてメールには危機感をあおるような文章があり、その対策として【こちらへ】というような詐欺リンクが示されています
地獄への扉です!
これをクリックすると、本物そっくりのWEBサイトへ飛び、ログイン画面などで個人情報の入力を求められます
うっかりこれに入力すると、その個人情報を使って預金を勝手に引き出したり、クレジットカードを不正利用したりと、何でもやりたい放題
犯人はたいてい、海の向こうの半島や大陸にいて、捕まることはめったにありません
見分けるポイントは、「本物そっくりのWEBサイト」のアドレス(URL)です
送信者メールアドレスの偽装は簡単に出来ますが、WEBサイトのアドレス(URL)の偽装は難しいので、たいてい本物とはまるで違う、怪しげなアドレス(URL)になってます
WEBサイトのアドレス(URL)のドメイン部分を見ると、怪しげなドメインになってます
(例)https://rebrand.ly/1ba258 (赤字の部分がドメイン)
上の例の「.ly」のように、ドメインの末尾が「.com」(どっとこむ)や「.jp」(どっとじぇーぴー)以外だったら、まず怪しんだ方がいい
日本のまともな大企業だったら、たいてい「.com」か「.jp」です
例えば、三井住友カードの本物のWEBサイトのアドレス(URL)は
https://www.smbc-card.com/camp/numberless/index.jsp
となっています
このドメイン末尾の「.com」が「.ly」とかになっていたら、ニセモノです!
ちなみに、「rebrand.ly」は、代表的な詐欺サイトのドメインで、「rebrand.ly」でググると山ほど記事が出ます
詐欺サイトでは自動転送を使って、ブラウザに表示されるまでに、WEBサイトのアドレス(URL)がバタバタ変わったりもします
ちゃんとメールソフトなどでSPAM(すぱむ)メール対策をしていれば、こんなメールの多くは弾かれます
それでも、SPAM対策の網に漏れたフィッシング詐欺メールが届くこともありますから、お気を付けください
【こちらへ】をクリックして、フィッシング詐欺とはどんなものか見るのは構いませんが、絶対に個人情報(氏名住所、生年月日、カード番号、会員番号やID、パスワードなど)を送らないようにしてくださいね
(^_^;)
———-▼フィッシング詐欺メールの見本▼———-
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