フィッシング詐欺メール 送信者アドレスの偽装は簡単 WEBサイトのアドレス(URL)の偽装は難しい

35262020

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このところフィッシング詐欺メールが非常に多くなってます

まず下の見本ような詐欺メールが送られて来ます

送信者を見ると、イオンとか、三井住友カードとか、JR東日本とか、それなりの大企業のメルアドを偽装しています

 送信者アドレスの偽装は簡単に出来ます

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そしてメールには危機感をあおるような文章があり、その対策として【こちらへ】というような詐欺リンクが示されています

地獄への扉です!

これをクリックすると、本物そっくりのWEBサイトへ飛び、ログイン画面などで個人情報の入力を求められます

うっかりこれに入力すると、その個人情報を使って預金を勝手に引き出したり、クレジットカードを不正利用したりと、何でもやりたい放題

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犯人はたいてい、海の向こうの半島や大陸にいて、捕まることはめったにありません

見分けるポイントは、「本物そっくりのWEBサイト」のアドレス(URL)です

送信者メールアドレスの偽装は簡単に出来ますが、WEBサイトのアドレス(URL)の偽装は難しいので、たいてい本物とはまるで違う、怪しげなアドレス(URL)になってます

WEBサイトのアドレス(URL)のドメイン部分を見ると、怪しげなドメインになってます

(例)https://rebrand.ly/1ba258 赤字の部分がドメイン)

上の例の「.ly」のように、ドメインの末尾が「.com」(どっとこむ)や「.jp」(どっとじぇーぴー)以外だったら、まず怪しんだ方がいい

日本のまともな大企業だったら、たいてい「.com」か「.jp」です

例えば、三井住友カードの本物のWEBサイトのアドレス(URL)は

 https://www.smbc-card.com/camp/numberless/index.jsp

となっています

このドメイン末尾の「.com」が「.ly」とかになっていたら、ニセモノです!

ちなみに、「rebrand.ly」は、代表的な詐欺サイトのドメインで、「rebrand.ly」でググると山ほど記事が出ます

詐欺サイトでは自動転送を使って、ブラウザに表示されるまでに、WEBサイトのアドレス(URL)がバタバタ変わったりもします

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ちゃんとメールソフトなどでSPAM(すぱむ)メール対策をしていれば、こんなメールの多くは弾かれます

それでも、SPAM対策の網に漏れたフィッシング詐欺メールが届くこともありますから、お気を付けください

【こちらへ】をクリックして、フィッシング詐欺とはどんなものか見るのは構いませんが、絶対に個人情報(氏名住所、生年月日、カード番号、会員番号やID、パスワードなど)を送らないようにしてくださいね

  (^_^;)

 

———-▼フィッシング詐欺メールの見本▼———-

 

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