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福岡市立博物館

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有名な2000年前の金印の実物です

ホントに小さいんですけど国宝です

展示物が非常に充実してるのに入場料200円

700円の九州国立博物館は苦しいですね

(^_^;)

 


九州国立博物館

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まだ出来たばかりなので、ハコは立派ですが、展示物の不足は否めません

兄弟博物館(東京、京都、奈良)からブツを借りて、なんとかしのいでる感じです

(^_^;)

 

 


水前寺公園

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さすが細川家の名園!

(^_^;)

 


関西万博

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 タコ焼き12個に

  見えてしまいます  (^_^;)

 

公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、2025年日本国際博覧会(以下、関西万博と略す)の周知と、さらなる機運の醸成に活用する関西万博のロゴマークの「最優秀作品」を8/25発表した。

最優秀作品は、2019年11月29日~12月15日の間に応募のあった5894作品の中から選ばれた。

関西万博ロゴマークを手掛けたのは、アートディレクター・シマダタモツ氏が代表を務める「TEAM INARI」。

会見に登壇したシマダ氏は

「正直、ビックリしています。まさか関西万博の顔になるなんて思ってなかったので…」

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と緊張で声を震わせながら

「小さい頃、大阪万博で見た太陽の塔(→)が衝撃的でした。

 岡本太郎さんのようなパンチのあるオリジナリティのある作品をずっと作りたいと思っていました。

 コイツ(ロゴ)がこれから5年、関西万博の顔になるということが最高にうれしいです。ありがとうございます」

と感無量の表情を浮かべながら喜んだ。

関西万博は、2025年4月13日~10月13日に大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま、同市此花区)で開催予定。

 


読書 ジャンヌ

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ジャンヌダルク死後の百年戦争を舞台とするマンガ作品

全ページカラーで、作者安彦良和(やすひこよしかず)の芸術的な画風が素晴らしい

一人の少女が男装して、ジャンヌの生まれ変わりのように、数奇な運命をたどる

勝利王シャルル7世は臆病で小心な人物として、その息子ルイ11世は悪役ながら魅力的な人物として描かれている

フランスの国土は戦乱で荒廃するが、群雄割拠していた封建諸侯は没落し、国王を中心とする中央集権フランス国家が成立していく

(^_^;)

 

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▲パリ市内のジャンヌダルク像

 

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芸大名誉教授が倫理違反?

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▲出品作「銀河鉄道」

 

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▲「ソウル・フラワー・ユニオン」のCDジャケット

 

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▲出品作「銀河鉄道」(左右反転

 

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 学者とか芸術家の世界って

  内部はドロドロの足の引っ張り合いが

 多いですからねー  (^_^;)

 

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日本美術院は7/19までに、東京芸大名誉教授、日本美術院理事で日本画家の宮廻正明(→)が「第75回春の院展」に出品した作品に同院の倫理規則に違反する行為があったとして、理事の辞任を勧告、1年以上の謹慎処分とした。

出品作「銀河鉄道」を「院の作家としての道義上の責任として看過できないもの」と認定。

宮廻さんも自身の公式サイトで謝罪している。

横浜市内で17日から同展が開催。

「銀河鉄道」はポスターに掲載され、数日前からツイッター上で、ロックバンド「ソウル・フラワー・ユニオン」のCDジャケットに使用された写真と構図が酷似しているなどと指摘されていた。

来場客から疑義があがり、同院は18日に臨時理事会を開いて処分を決めた。

出品作は撤去された。

出品作は、乗り物のようなものから身を乗り出した女児を描いた絵画。

 

▼宮廻正明の釈明(自身のHPより)

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読書 レオナルド・ダ・ヴィンチ

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美術の天才と言えば、真っ先に思い浮かぶダヴィンチ

万能の天才と呼ばれ、美術以外にも、彫刻、建築、工学、音楽などにも驚くべき才能を発揮

特に音楽では即行演奏を得意とし、むしろ当時は画家よりも演奏家として有名だった

録音機の無い時代ですから、現在の我々がその演奏を鑑賞できないのが残念

そんなダヴィンチですが、私生児として差別されたり、学校教育を途中で辞めてラテン語が苦手だったり、いろいろコンプレックスをかかえて悩んでいたようです

それがために、その心理的補償として、人生の途中から自分を神格化することに非常に力を注ぎ、現代の我々がいだく彼のイメージの多くは、その神格化の結果でもあります

彼は意外にも怪獣マニアで、トカゲに羽根をつけて人を驚かしたりするのが大好きだった

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上の表紙の絵、ゴジラ映画に出てくるキングギドラ(→)に似ているような気がします

彼が現代に生きていたら、ゴジラ映画に狂喜したことでしょう

多才な人ですから、特撮映画の撮影に取り組んだかも

(^_^;)

 

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読書 ルネサンスと地中海

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最近書かれた(と言っても24年前だけど)ルネサンスの平易な教科書

広く浅く、やや無味乾燥に、淡々と説明されている

古代ギリシャ・ローマ文明が1000年も埋もれていて、ルネサンスで再生され、そのルネサンスも、ミューレとブルクハルトが登場するまで200年も忘れられていたというのは皮肉な話

ルネサンスの三大発明(羅針盤、火薬、活版印刷)はすべて中国起源だ

おそらく唐のころの中国は、当時の世界で最先進国だったかもしれない

日本もその恩恵を、遣唐使で最大限に享受した

しかしその中国は、自国の素晴らしい古代文明を埋もれさせ、その再生(ルネサンス)も出来ない

21世紀に至るも、愚鈍な独裁者と狂気の集団に支配され、自由で民主的な社会を実現出来ずにいる

さらに、他国の知的財産権を盗んだり、危険なウイルスを世界中に撒き散らしたり、批判されると逆ギレして開き直ったりしている

現代中国の三大迷惑(産業スパイ、中国コロナ拡散、逆ギレ)

まったくホントに、困ったもんだ!  ヽ(`Д´)ノ

 


読書 ルネサンスと宗教改革

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昭和26年初版という70年前の本

著者は昨日と同じ会田雄次さん

35歳のときの著書なので、歯切れのよい江戸っ子調はまだ見られず、コツコツとマジメに記述している

著者は第二次大戦で英軍の捕虜となり、昭和22年に解放されて日本に帰国しているので、その直後に書かれた本

粗末なワラ半紙に旧字体の活字、この本自体が「歴史」を感じさせる

英仏は宗教戦争をうまく収拾して絶対王政による統一国家(先進国)へと進んだが、ドイツは泥沼の内戦(後進国)に陥った

人口が半分以下に減るという、まさに地獄のような泥沼

この差がドイツの後進性として今も濃厚に残っている

科学技術や音楽、哲学では天才を輩出する一方、社会全体としては田舎臭さが抜けない

人はいいのだが、国際感覚が鈍く、独裁者にダマされやすい

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二度の世界大戦で二度とも敗者となり、今もメルケル(→)という旧東ドイツ育ちのばあさんに、いいように振り回されてる

移民を大量に受け入れて、多くのドイツ人少女が移民から暴行強姦され、隣国でもないのに中国に異常接近中

日本もかつて一度はドイツと組んで、ヒドイ目に遭っているから、偉そうなことは言えないが

ドライな言い方をすれば、商売は金持ちを主な相手にした方が効率良く儲かり、外交は先進国を主な相手にした方が実りが多く、戦争は勝てそうな時だけ(つまり強そうな側に)参戦するのがよい

万一負けそうだと分かったら、さっさと降参し、涼しい顔して途中から、勝ち組に入れてもらうのがよい(イタリアのように)

この辺のドライな感覚は、ドイツ人の苦手とするところのようだ(日本人も)

(^_^;)

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読書 ルネサンス

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イタリア半島はつい最近まで、多くの都市国家から成っていて、近代国家としての統一は、日本の明治維新より遅かった

有力都市国家であったフィレンツェ、ヴェネチア、ミラノなどは、今でも地域の個性が強く、都会的で洗練されていて、オシャレ

キリスト教の総本山の近くであるイタリア半島は、それだけに、中世の停滞と教会の堕落に対して倦怠感が強く、14世紀にルネサンス運動が巻き起こると、ローマ教皇まで率先してその運動に加わった

そこにダビンチのような天才たちが綺羅星のごとく現れて、ギリシャ・ローマをお手本としながらも、それを超える文化の華を開かせました

ルネサンス運動に参加した教会は、建築や美術に湯水のようにカネをつかい、資金不足を補うために免罪符を売りまくるが、それが宗教改革を招くというのは歴史の皮肉

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同じ教会刷新運動でも、その後の宗教改革が火あぶりの刑など激しい弾圧を受けたのと好対照です

ルネサンスは都会的(オシャレ)、宗教改革は田舎的(クソマジメ)、というのは、単純化のし過ぎかな?

何より素晴らしいのは、当時のイタリア半島の住民の多くが、「今の時代に生まれて良かった」と感じていたこと

中国コロナではヒドイ目に遭ったけど、やっぱりイタリア人は素敵!

(^_^;)

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