アウシュビッツと全く同じ事が
21世紀の中国で
今日も実行されています ((((;゚д゚))))
中国・新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)の少数民族ウイグル人に対する弾圧の新たな事実が、中国政府関係者が米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)にリークした大量の内部文書によって明らかになった。
NYタイムズ(New York Times)が16日付の紙面で報じた文書によれば、習近平(Xi Jinping)国家主席はウイグル人の取り締まりに「情け容赦は無用」とハッパを掛けていた。
文書には、習近平のこれまで非公開だった演説の内容や、ウイグル人監視や支配に関する報告が含まれている。
NYタイムズに文書をリークしたのは、中国政界既成勢力の匿名の人物。
リークによって、習近平を含めた政権幹部らによる「ウイグル人大量拘束の責任回避」を阻止したかったという。
▲すでにチベット人は大虐殺されて抵抗する力を失いつつある
現在はウイグル人が大虐殺されている
次は、香港、台湾、そして日本か?
人権団体や国外専門家らによるこれまでの指摘によれば、新疆ウイグル自治区には多数の収容施設が各地に設けられ、ウイグル人を中心としたイスラム教徒100万人以上が拘束されている。
中国共産党は米国など国際社会が批判を強めているウイグル人弾圧をひた隠しにしてきたが、今回、NYタイムズが入手した403ページの内部文書によって、これまで知られてこなかった弾圧の実態があらわになった。
文書によれば、習近平は2014年に新疆ウイグル自治区の鉄道駅で31人が死亡したウイグル人による無差別攻撃事件の後、当局者を対象にした演説で、
「独裁の仕組みを活用して、ウイグル人に対する情け容赦無用の闘争を推進せよ!」
と指示している。
2016年に陳全国(Chen Quanguo)氏が新疆ウイグル自治区の新たな党書記長に就任すると、収容施設の数が急速に拡大。
陳氏はウイグル人弾圧を正当化するため、2014年の習主席の演説内容を自治区当局者らに配布し、
「拘束すべきウイグル人を一網打尽にせよ」
と促していた。
また、文書によれば、中国政府は自治区に帰省したウイグル人学生らが家族が行方不明、または施設に収容されたなどと知った場合の問い合わせに対する想定問答集も作成。
当局者らはこうした学生に対して、
「家族は過激思想ウイルスに感染したため
軽い病が深刻化しないうちに
治療(強制収容所への収容)が必要だ!」
と説明するよう指導されていた。
さらに、党内にはウイグル人弾圧を不服とする者もいることが、文書からうかがえる。
新疆ウイグル自治区莎車県の責任者だった王勇智(Wang Yongzhi)氏は、収容施設に拘束されていたウイグル人計7000人以上を自らの判断で釈放したが、党の指示に背いたとして2017年から18年に取り調べを受け、処罰対象となった。
流出文書によると王氏は、大量拘束によって対立が激化してウイグル人の憎悪が深まることを恐れたと当局に供述している。
▲アウシュビッツの子どもたち