▲アメリカ次期副大統領となったカマラ・ハリス
トランプのような元気の良い大統領なら、副大統領はあくまでもサブですが、78歳の大統領バイデンは、少々ボケかけているとのウワサもあり、ホワイトハウスの実質的な政務は副大統領が執るのではないかと憶測されています
この憶測が正しいなら、アメリカの実質的な次期大統領の職責は、上の写真のカマラ・ハリスという女性政治家が担うことになります
20世紀はアメリカの栄光の世紀でしたが、それは自由を基調とする米国の白人文化が成し遂げた偉大な成果であり、その自由で豊かなライフスタイルは、アメリカ以外の国にも程度の差はあれ、分かち与えられました
その最大の成功事例は日本かもしれませんし、20世紀の後半は、後世の歴史家から「人類の幸福な時代」と呼ばれるかもしれません
人種別出生率の違いから、米国の政治的主導権は非白人に移りつつあり、それに対する白人側の最後の抵抗がトランプ政権だったような気がしますが、それも終わりました
21世紀のこれから、アメリカの政治的主導権が非白人に移り、国際社会におけるアメリカのリーダーシップが低下した場合、自由を尊重しない暗黒独裁体制の国が人類文明のゆくえを左右する可能性もあります
それは悪くすると、世界史が再び中世に逆戻りするのではないかと恐れます
(^_^;)
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2020年11月7日、「バイデン当確」のニュースが流れた翌日、ボストンのダウンタウンはどこからともなく集った人で祝福ムードに包まれた。
次期副大統領となったカマラ・ハリスは、“Woman of color”としては初めての選出ということもあり、これに勇気付けられた非白人の参加者が多かった。
ハリスはジャマイカ人の父とインド人の母の間に生まれた。
ジャマイカ人は、ほとんどがスペイン統治時代にアフリカから連れてこられた黒人奴隷の子孫であり、インドは南アジアなので、ハリスは黒人とアジア人の混血ということになる。
ただし、彼女が副大統領候補に選ばれた8月11日付のNew York Times、またはAssociated Pressは、最初の「黒人女性」であると伝えており、「アジア人」への言及はない。
今までアジア人女性の副大統領もいないので、「最初のアジア人女性」でもあるのだが、こちらの方はあまり歓心を買わないようである。