2022年 5月 の投稿一覧

中露の威嚇飛行

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 中露北のような暗黒独裁政権が常に

  敵対的な姿勢(北風政策)を取るのは

 自国内での政権基盤が非常にぜい弱で

  対外的に少しでも弱気な姿勢を見せると

 国内からの反発が厳しいからです

  弱い犬ほどよく吠える、かな?  (^_^;)

 

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米国務省報道官プライス(→)は5/24の記者会見で、バイデン訪日中に中露の爆撃機が日本海などを共同威嚇飛行したことについて、中国がロシアを支援する決意を表したものだと批判した。

「中露がかなり前から準備を進めていた可能性がある」

との見方も示した。

中露の軍事的な威嚇は、日米などが実現を目指す

「自由で開かれたインド太平洋」

とは正反対で、中露が米国の同盟国や友好国を脅そうとすれば、激しい反発を招いて、むしろ同盟の結束力を強めることになると語った。

 

キリル大司教

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▲ローマ教皇フランシスコ、ロシア正教会のキリル大司教

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ドロドロの対立と憎しみの背後には、たいてい宗教が絡みます

近親憎悪で、他教よりも自教内部の異端をトコトン憎みます

どちらも十字軍気取りで、自分は正義の人だと信じてる

ローマ教皇フランシスコは、元ナイトクラブの用心棒

ロシア正教会のキリル大司教は、元KGBのスパイ

どちらもお里があまりよろしくない

日本人が神道と仏教を融合させた英知(神仏習合説、本地垂迹説)を見習えばいいのにと思いますけど、宗教屋さんはみんなアタマが硬いから無理だろなぁ~

((((;゚д゚))))

 

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▲プーチン悪魔、キリル大司教

 

.5/22のNYTに拠れば、欧州キリスト教会は、ロシア正教のキリル大司教の制裁に踏み切るという。

欧米のロシア批判の根っこには、ローマカソリックとロシア正教の宗教対立がある。

ロシア正教のキリル大司教は「プーチン悪魔の朋友」とも言えるほど親密な関係(↑)があり、ウクライナ侵攻を支持してきた。

プーチン悪魔は共産主義と決別し、ロシアの伝統文化や伝統宗教を尊重する、超国粋主義的な帝国主義者である。

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伝統的なロシア皇帝とは

「神の御稜威を背に、まつりごとを行う、聖なる存在」

とされる。

つまりプーチン悪魔の権威を授与する立場なのだ。

ロシアは、中世の王権神授説に戻ろうとしている

ロシア正教のキリル大司教は、レニングラード派人脈であり、ソ連時代にはミハイロフという暗号名を持ったKGBスパイだったと英紙『タイムズ』が報じたこともある。

つまりプーチン悪魔とは「スパイ仲間」。

キリル総主教は、プーチン悪魔のウクライナ侵攻を支持している。

 

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キリル大司教の豪奢な生活ぶりも問題視されている。

スイス銀行に預金、各地に豪邸、一家はクレムリンの宮殿内に住んでいる。

東京にニコライ聖堂(↓)がある関係から、来日経験は8回。

大の和食ファンとも言われる。

 

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▲ニコライ聖堂 東京お茶の水

 

地獄の大躍進政策

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▲若い女性たちに囲まれ満面の笑みを浮かべる毛沢東(1957年)

彼はこの翌年から「大躍進」政策を始動する

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1950年代後半に、チャイナチス中国共産党の毛沢東が推進した「大躍進政策」で、少なくとも数千万人が餓死したとされています

人類史上で最大の虐殺です

とにかく、この時代の中国に生まれなくて良かった!と、しみじみ思います

このような狂気の政策を推進した毛沢東は、今でも中国の英雄として崇拝されています

恐ろしいことです

 ((((;゚д゚))))

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北京で幼少期を送った映画監督の陳凱歌は、自らの半生を綴った

『私の紅衛兵時代』(講談社現代新書 1990年)

で、

「いまでも私は覚えている。マーケットの周りで野菜の根やクズを拾い集めては、細かく切り、サツマイモの粉で包んで野菜団子を作った。両手でそっと持ち上げないと、ばらばらになってしまう。学校にいた大勢の子供のなかには、休み時間に大豆を五粒もらえるのを楽しみにしている子もいた。香ばしくなるまで煎ってから、汗がでるほど手に握り締めて、それからしょっぱいのを一粒ずつかみしめる。それでも、足にはむくみが浮いたままだった」

と、当時を振り返っている。

首都でこの惨状である。

ならば地方は想像を絶するばかりだった。

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「河南省では、生産目標で決められた国への売り渡し穀物を確保するために、武装した民兵が、小さなほうきで農民の米びつの底まできれいに掃き出していた。さらに封鎖線を張って、よそへ乞食にでることを禁止した。まず木の皮や草の根が食い尽くされ、やがて泥にまで手が出された。そして、道端や畑、村の中で人々がばたばたと死んでいった。三千年にわたり文物繁栄を謳われた中原の省に、無人の地区さえできてしまったのだ。後になって、後片付けの際、鍋の中から幼児の腕がみつかった」

と、陳凱歌は記す。

陳の生まれは1952年8月で、習近平は1953年6月。

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習近平の両親ほどではないにしても、陳の両親もまた共産党の幹部だった。

だとするなら習近平も陳と同じような生活環境に在ったはずであり、同じような記憶が頭の片隅に今でも刻まれていることだろう。

まるで幽鬼に充ちた地獄絵図のような惨状について、当時の日本では伝えられることはなく、

「中国にはハエ一匹いない」

「誰もが豊かで満ち足りた生活を送る地上の楽園」

と言った類の見解が、学界やメディアで大いに喧伝さていたものだ。

当時の日本は60年安保闘争が盛り上がり、革新勢力、進歩的知識人、親中系政治家・経済人・メディア関係者などが、アゴアシ付きで中国に招待されていた。

「樋泉克夫のコラム」より

 

スリランカ大混乱

 

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 旧称セイロン、紅茶の産地ですね

  平和な南の島は、共産主義者に支配され

 中国と深い関係を結んで、経済は大混乱

そこをコロナとウクライナ危機が襲い

 国民は食べるものもない惨状

((((;゚д゚))))

 

 

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スリランカでは戒厳令が敷かれ、軍が出動している。

コロンボとキャンディの二大都市を中心に激しい暴動がつづく。

国中が無秩序状態となり、スリランカ政府は5/17、

「ガソリンはあと一日でなくなる!」

と認めた。

外貨準備は75億ドルから7500万ドル(100分の1)に激減。

燃料、食品、医薬品の輸入が止まった。

停電は一日平均15時間。

経済活動は止まっている。

 

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プーチン・ジョーク

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ロシアでは共産党の暗黒独裁時代が長かったので、国民の不満を自由に発言することが出来ず、その分ジョークが発達したと言われています

今は当時よりは発言し易くなってますが、それでも独裁者プーチンに対する直接的な批判は危険なので、プーチン・ジョークが花開いています

プーチンの記者会見:

記者「大統領になって20年ですが、今のお気持ちは?」

プーチン「まだ中間点だ、これから折り返す!」

((((;゚д゚))))

 

北朝鮮でコロナ感染爆発

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これまで北朝鮮政府は

  「偉大なる我が国に、

   コロナ患者などいない!」

などと真っ赤なウソをついて豪語していましたが、実態はかなり悲惨な状況だったようです

そしてついにコロナ感染が大爆発!

来るべきものが来た!という感じです

ついに北の将軍様も白旗を挙げ、マスクをしています

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もともと国民の多くが栄養失調、餓死寸前で免疫力が落ちていますから、感染したら命取り

もちろんワクチンはほとんど無く、検査キットも乏しいので、正確な感染者数も分からない

朝鮮労働党の機関誌「労働新聞」では、発熱の際の対処法として

「柳の葉を煎じて1日3回飲む」

「塩水で口をよくすすぐ」

といった民間療法を奨励しているそうですが、悪い冗談にしか思えません

1日あたりのコロナ死者が15人出たなどと発表しているようですが、北朝鮮や中国、ロシアなどの暗黒独裁国家では

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「都合の良いことは100倍、悪いことは100分の1」

にして「大本営発表」するのが常ですから、実際にはどれほど多数のコロナ死者が出ているのか、まったく分かりません

将軍様にとって選挙権の無い一般国民なんぞ虫けら以下ですから、コロナ対策より核ミサイル開発が絶対優先事項のようです

((((;゚д゚))))

 

全員一致ならやめちまえ!

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世界一まとまりやすい国が日本とすると、世界一まとまりにくい国がイスラエルかもしれません

相互に顔色を見て忖度しあい、「同調圧力」で全員一致になりやすい日本人

全員一致は、何か不正な言論圧力が加わっている可能性が高く、少数異見が出るのが健全な議論の場だと考えるイスラエル人(ユダヤ人)

イザヤ・ベンダサンの名著「日本人とユダヤ人」で言われた通り、この二つの民族は、表面的には正反対の民族性を持っています

しかし不思議な共通性や親和性もあり、日本人の祖先はユダヤ人だ(日ユ同祖論)という主張もある

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日本も最近はノーベル賞の常連国になりましたが、ユダヤ人の授賞者数は、その人口の少なさを考えると異常とも思えるほどの多さです

少数意見尊重の土壌から、独創的なアイデアが生まれるのかもしれません

しかし、このまとまりの悪さが、古代において

国家分裂→他民族による征服→祖国喪失→世界中にバラバラ

という、ユダヤ人の悲劇の歴史を産んだ可能性もあります

(^_^;)

 

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ユダヤ人は団結を好まず、意見は常にばらばらで統一性がなく、

 「全員一致ならやめちまえ!」

という不思議な国民性をもっている。

例外は国が危殆に陥り、団結して敵と戦うときだけ。

国民皆兵であり、徴兵は女性にも適用され、兵役を終えないとパスポートは交付されない。

人口構成はユダヤ人が75%、ユダヤ原理主義は全人口の12%前後。

ユダヤ人といっても東欧、旧ソ連からの移民(アシュケナージ)が20%に近い。

北アフリカから南欧にかけて、とくにモロッコからの移民は「セファルディ」と呼ばれ、両者間にも抜きがたい対立がある。

政治はアシュケナージがリードしてきた。

「全員一致ならやめちまえ!」

の国民が選挙をするのだから、意見が分かれるのは当然だ。

くわえて選挙システムが全国区比例代表という独特な、それこそ末端のこまかな意見まで吸い上げるという選挙制度だから、現在議席を獲得している政党だけでも13党ある。

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単独過半の政党は無い。

議席占有率わずか6%(7議席)『ヤミナ』党の党首ベネット(→)が、どういうわけか首相をしている。

したがって、常に連立内7政党の合意が必要。

ロシアに強い態度に出られないのも、対米関係で時々ギクシャクするのも、連立基盤が脆弱すぎるせい。

ゆっくり動画へ

 

イスラエルとロシア

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▲イスラエル首相ベネットとプーチン悪魔

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周知のとおり、ウクライナ大統領ゼレンスキー(←)はユダヤ人

本来なら、ユダヤ人国家であるイスラエルが、ウクライナを全面支援しても良さそうなものだが、実際はそうなっていない

なぜなのか?

 (^_^;)

 

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国連のロシア非難決議に、イスラエルは棄権した。

国際社会から「ロシア寄り」としてイスラエルへの批判が強まる中、ベネット政権はヘルメット、防弾チョッキのウクライナへの提供に踏み切った(日本と同レベルの支援)。

ウクライナが強く要請したアイアンドームの供与は断った。

イスラエルの人口900万人余の15%が、ロシア、ウクライナからの移民である。

統計によって数字はまちまちだが、ロシアにはまだ10万のユダヤ人が残り(60万という統計もある)、ウクライナには4.5万(20万とも)。

イスラエルの日刊英字新聞「エルサレムポスト」5/12号によれば、『中核的ユダヤ人』(ユダヤの母親から生まれ、ユダヤ教を信ずるユダヤ人のこと)は、ロシア国内に15万人いる。

ロシアによるウクライナ侵攻以後、ロシア在住ユダヤ人の若者の15%が海外へ出た(イスラエルと欧米のほか、ドバイに集中する)。

ロシアでハイテク企業を経営していたユダヤ人が、ドバイに拠点を移したため、多くのユダヤ人エンジニアも随行移動した。

ロシアに残されたユダヤ人はATMが止まり、無一文の貧困を強いられた家庭が4000世帯。

 

* * * * * * * * * *

 

イスラエルがロシアに対して強硬姿勢がとりにくい理由:

第一にロシアに残っているユダヤ人は『人質』なのである。

野蛮で残忍なロシア人であるから、イスラエルが反ロシアの姿勢を取れば、ロシア国内のユダヤ人がどんな扱いを受けるか分からない。

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第二に、ロシアとイスラエルの経済関係は、オルガルヒ(ロシア新興財閥)の活躍もあって、非常に強固なものとなっている。

第三に、シリアとレバノンにいるヒズボラ、ハマスなどのテロリスト集団が、イランからの武器供与により、イスラエルへのテロ攻勢を強める可能性がある(イランの背後にはロシアがいる)。

安全保障、つまり民族の生存維持を常に最優先するイスラエルにとって、これは由々しき大問題である。

 

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ルーブルの動き

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▲ルーブルの値動き(半年間)

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ルーブルと言っても、美術館ではありません

ロシアの通貨ルーブルの、最近半年間の対円値動きです

2月下旬のウクライナ侵攻直後は、日米欧など西側先進国の反発を受けてルーブルは大暴落

直前までの1ルーブル1.5円程度から0.7円程度まで下がり、「いずれ紙切れになる」とまで言われていました

しかし持ち直して、何と今は1ルーブル2円になり

ウクライナ侵攻前より高くなっています!

この間に日本の円安もあり(ウクライナ侵攻で円安になった訳ではない)ましたが、対ドルでも侵攻前より高くなっています

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プーチン悪魔(→)

 「石油や天然ガスを買いたければ、

  ルーブルで買え!」

と主張したために、急なルーブル買いが入って値を戻したというところでしょうか

プーチン悪魔は、資源国の強みを活かして当面を乗り切るつもりのようですが、西側先進国による経済制裁は、プーチン悪魔の想定を超える厳しさなので、ロシア経済にはボディブローのように効いて来るはずです

西側先進国から先端部品が輸入出来なくなって、兵器の生産や修理もままならず、長期戦でウクライナを征服しようとするプーチン悪魔の目論見は難しくなりそうです

通常兵器だけでウクライナに勝つのは、ほとんど絶望的になったいま、プーチン悪魔の頭の中には、核兵器がちらついているのか?

 ((((;゚д゚))))

 

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▲ルーブルの値動き(長期=10年間)

 

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▲ルーブル紙幣

 

ヒトラーはユダヤ系なのか?

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▲ヒトラーはユダヤ人の少女と仲良しだった

 

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「内戦は戦争よりも悲惨だ」とはよく言われることで、近親憎悪というのは残酷になりがちです

ロシアとウクライナは、かつて同じ国(ソ連)でしたし、現在でも両国に親戚が分かれて住んでいるという人たちが多い

父がロシア人、母がウクライナ人という人も多い

だから今回の紛争も「内輪もめ」と言えないこともない

どちらの国にもユダヤ人がいる(ウクライナ大統領はユダヤ人)

それにしても、悪魔が謝罪したのにはビックリ!

 ((((;゚д゚))))

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ロシアのプーチン悪魔は5/5、イスラエル首相ベネットと電話会談し、ロシア外相ラブロフ(→)

「ヒトラーはユダヤ系だ!」

という発言について謝罪した

電話会談後、イスラエルは

「イスラエル首相ベネットは、

 プーチン悪魔に謝意を表明した」

と発表した。

イスラエルにはロシア系住民が多く、対ロシア制裁への参加も控えている。

残忍無比で認知症(ボケ老人)のプーチン悪魔にも、今ここでイスラエルとの関係悪化は得策ではないと判断する程度の、ほんのわずかな知性は残っていたとみられる。

この問題では、ロシアが「ウクライナの非ナチス化」を侵攻理由の一つとしたことに関し、ロシア外相ラブロフが5/1、

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「ウクライナ大統領ゼレンスキー(→)はユダヤ系だ!」

と表明し(これは事実)、さらに

「ユダヤ人でもナチスになるのだ!」

「ヒトラーには、ユダヤ人の血が流れていた!」

などとも述べ、これにイスラエルが強く反発していた。

もしヒトラーがユダヤ系なら、第二次大戦のユダヤ人虐殺は、

「ユダヤ人の内輪もめ」

になって矮小化してしまう。

 

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▲ヒトラーナチスによるユダヤ人強制収容所

 

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▲アウシュビッツの子どもたち

 

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▲チャイナチス中国共産党によるウイグル人強制収容所

 

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イスラエルは

「ナチス虐殺犠牲者の国家」

という看板(印籠→)を国家の正当性の基盤にし、外交の武器にもしてきた。

外交交渉で意見が対立した場合

「我々ユダヤ人は被害者なのだ!」

と主張することによって、自国の意見を押し通すこともしばしばだ。

このような、現在のイスラエル政府の外交的に有利な立場を崩壊させかねない発言だけに、自国の外交的優位性を死守するため、イスラエル政府が激しく反発したのは当然だろう。

ちなみに、イスラエル政府がパレスチナ人の人権を無視して、ナチスばりの強権政策をとってきたことは、まぎれもない事実である。

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また、

「ヒトラーにはユダヤ人の血が混じっている!」

というウワサには、かなりの信ぴょう性があり、それを裏付ける歴史的証拠も多数ある。

単なるウワサと言うより、歴史的事実に近い。

ヒトラー本人も、このことをかなり気にしていたようで、自分の家系について調査するように、部下に依頼したりしている。

自分の血の中にユダヤ人の血が混じっているかもしれないという疑念が、ユダヤ人に対する激しい憎しみ(近親憎悪?)に転化し、ヒトラーを虐殺に駆り立てたのかもしれない。

人間の心は複雑である。