英国のエリザベス女王が亡くなられました
英国だけでなく、世界が悲しみに沈んでいます
96歳でしたので、来るべきものが来たということなのですが、最後まで目の輝きを失わずに魅力的でした
まだ69歳なのに目が死んでいて、認知症を疑われているプーチン悪魔(→)とは、エラい違いです
若いころは女優のような美貌(↑)
そして晩年は「お茶目なおばあちゃん」といった感じで、英国民から広く親しまれていたのも分かります
昭和天皇崩御のときも感じましたが、ひとつの時代が終わった、という感じがします
息子のチャールズ皇太子(←)がすでに73歳なので、こちらが先にいってしまうのではとの心配もありましたが、何とか順当に次の国王に即位されたようです
日本と英国は幕末からの深い関係です
幕府の背後にフランス、薩長の背後にイギリスがいて、代理戦争の内乱に陥る危険もありました
勝海舟(→)など当時の国際情勢に通じた人たちと、天皇家の存在のおかげで、日本は内部分裂を避けることができました
国家や民族が分裂し、同じ民族同士が内戦で殺しあう愚かさは、絶対に避けるべきことの第一です
日本も戊辰戦争や西南戦争では、東北や九州で内戦に近い状況になりましたが、天皇制の存在のおかげで、壊滅的な内戦にならずに済みました
フランス革命ではブルボン王家を抹殺したため、革命直後の政権争いで国家が分裂に瀕し、政敵抹殺のためにギロチン(←)が毎日フル稼働を続けるという恐るべき惨状を呈しましたが、王室を維持した英国では、比較的平穏に市民革命を成就しました
最近の歴史でもベトナム戦争や朝鮮戦争では、同じ民族同士の殺し合いで数十万人が死んでいます
明治維新のあと、日本政府は日英同盟を結び、当時の最先進国であった英国から多くを学び、援助も受けました
日本が日露戦争に勝利できた要因には、英国の支援が大きかったのは事実です
日英関係が順調な間は、日本の外交も順調だったのです
それが昭和に入ったあたりから関係がおかしくなり、日本の歴史始まって以来の悲劇に突入しました
戦後は基軸を日英から日米に移し、日米同盟のおかげで順調に高度成長を遂げて、自由で平和な経済大国を実現した訳です
異論があるのは承知で言うと、いま世界で日本と同じ程度の非常に高い民度と言えるのは、アングロサクソンが主導している米英だけだと思います
それに少し遅れてフランスやドイツなど、現在のG7先進国などが続く
アングロサクソンは非常にしたたかな人々なので油断は禁物ですが、少なくとも取引相手としては十分信用するに足る文明人で、敵に回せば手強いですが味方にすれば非常に頼もしい
逆に世界最低民度なのが中露の野蛮人で、
平気で人を殺す、ウソをつく
約束を破る、恩を仇で返す
という醜悪な野蛮人の習性を丸出しにしています
残念ながら日本の周辺は野蛮国が多く、野蛮人だからといって完全に無視することも出来ないのですが、なるべく深く関わらないことが重要だと思います
(^_^;)
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イギリスのエリザベス女王の国葬に天皇陛下が参列されるようです。
皇室とイギリスの王室は、昭和28年(1953年)に、上皇さまが女王の戴冠式にご出席されるなど、古くから親密な関係にあります。
陛下即位後初の外国訪問予定だった英国訪問が、中国コロナ生物兵器のせいで延期されていました。
陛下の英国国葬への参列は、こうした経緯なども踏まえて調整中です。
参列されれば、即位後初めての外国訪問です。
天皇陛下はエリザベス女王の死去を受けて9日に文書で深い悲しみの気持ちと心よりの哀悼の意をあらわし、この中では大学院在学中にイギリスのオックスフォード大学に留学したことにも触れ
「私の英国留学や英国訪問に際しても
様々な機会に温かく接していただき
幾多の御配慮をいただいたことに
重ねて深く感謝したいと思います」
とつづられていました。
天皇皇后両陛下と上皇ご夫妻は、9/9から3日間の喪に服されています。
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