終息する気配のない中国コロナウイルス感染症。
世界の動向を踏まえて情報発信を続けているWHO(世界保健機関)のテドロス・アダノム事務局長に、「即時辞任」を求める声が高まっている。
署名サイト「change.org」で2カ月前に始まった「テドロス辞めろ!」キャンペーンには、3月26日午後0時半時点で、約52万筆を超える署名が集まった。
呼びかけ文は英語や日本語、中国語など10カ国語以上の言語で投稿されている。
発起人はカナダ在住の「Osuka Yip」さんで、テドロスが1月23日に「時期尚早」として緊急事態宣言を見送ったことを問題視。
「テドロスが事態をあまりにも過少評価していたことが
中国コロナ感染拡大を防げなった原因の一つであるのは明確」
と非難した。
さらに、テドロスが
「客観的な調査や評価をせずに、中国政府から報告されている
(真っ赤なウソの)死亡者数と感染者数を鵜呑みにしている」
として、
「WHOは政治的に中立な立場だと信じていたのに、失望している」
とつづった。
▲テドロスと習近平