▲ガザ地区と東京23区の面積比較マップ
いま世界が注目しているガザ地区(360万km²)ですが、その広さは東京23区(620万km²)の6割くらい
左側が地中海に面し、右側がイスラエルに面しています
ガザ地区の人口は204万人、東京23区が971万人ですから、東京23区ほどではないが、かなり人口密度の高いエリアです
上の図で分かるように北東から南西へ細長い形をしていて、東京都心と横浜中心部を合わせたくらいのエリア
最も細い部分は幅5キロ程度ですから、早足で歩けば1時間くらいの距離です
こんな狭いエリアに今イスラエル軍が総力を挙げて空爆していますから、爆撃音の聞こえない場所は無いだろうと思います
ハマスの幹部は
「空爆をやめないと人質を殺す!」
などとヌルいこと言ってますが、人質の人数はせいぜい数百人
人質をすべて犠牲にする覚悟で、イスラエル軍は空爆を続けるだろうと思います
中東戦争が沈静化してかなりの期間が経過しており、ハマスの幹部にも「イスラエルの本気」を知らない、ヌルい考えの平和ボケが増えてきているのかもしれませんね
ユダヤ人には虐待された2000年もの長い歴史があり、ドイツ人によって600万人(人数には諸説あり)も虐殺されてますから、ヌルい考えなど持ちたくても持てないのです
ガザ地区の住民は、必要な食料や電力などをイスラエルに頼っていますが、イスラエルは当然ですが「供給を停止する」と宣言しています
紛争が長期化すれば、ガザ地区の飢餓問題が浮上するかもしれません
下の図は、1945年3月の東京大空襲のおける消失エリア(140万km²)の地図です
わずか数時間の空襲で、8万人以上が亡くなっています
▲1945年3月の東京大空襲のおける消失エリア(140万km²)
イスラエル軍が本気を出せば、ガザ地区全体(360万km²)を火の海にすることも可能で、その場合は死者数が数十万人になるかもしれません
そしてイスラエル政府(→)は、
「これは戦争だ。本気で全力で戦う!」
と明言していますから、手加減する気はまったく無いようです
ハマスが先に手を出したこともあり、日米欧などの先進文明国はイスラエル全面支持を打ち出しています
しばらくは、イスラエルのやりたい放題が続くでしょう
イランがどこまでハマスを本気で助けるか?
やり過ぎればイランとイスラエルの全面戦争です
イスラエルは、実質的な核保有国です(日本もそうですが)
必要とあらば即座に、核ミサイルを実戦配備するでしょう
核爆発の基本原理(相対性理論)を発見したのは、ユダヤ人(アインシュタイン)です
今月はノーベル賞受賞者が発表されるシーズン
ユダヤ人は世界人口のわずか0.2%ですが、ノーベル賞受賞者の22%はユダヤ人です
((((;゚д゚))))