ロシアは、すでに全面戦争を視野に入れ、自国本土への攻撃を想定して、着々と準備を進めている。
プーチンは、今週ロシアの産業の半分近くを戦時体制下に置いた。
大都市では、空爆を想定した準備が着々と進んでいる。
地下室にマットレスや折りたたみベッドを運び込み、避難の準備を進めている。
公共の建物の入り口には、防空シェルターへの順路を示す標識を設置すると発表。
病院とクリニックで、シェルター設置の動きが急ピッチで進んでいる。
市内の小児病院では、これまで従業員の休憩室兼ロッカールームになっていた地下室をシェルターに当て、患者の家族らが即座に避難できるよう、順路を示した標識を設置した。
市内の多くの医療施設で同様の動きが進んでいるようだ。
モスクワの警察官は演習場で、機関銃の射撃訓練を受けている。
11月1日から3日間にわたりロシア政府と議会が緊急避難訓練を実施する。
公務員や議員らに対する「テロの性質を帯びた脅威」に備える訓練だ。
プーチンは、体制転覆への動きに敏感になっている。