台湾TSMC 3ナノ半導体の量産開始 韓国の半導体企業は株価暴落 親亀コケたら皆コケた!

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半導体受託生産(ファウンドリー)世界最大手のTSMC(台湾積体電路製造、←)は12月29日、韓国サムスン電子に続き、回路線幅3ナノメートル(ナノは10億分の1)半導体の量産を開始した

3ナノ半導体は、アップル製スマートフォン「iPhone」やインターネットサーバーなど、次世代の最先端機器のラインアップに搭載される見通しだ

台湾TSMCは、今回の3ナノ半導体の量産開始で、最先端半導体の支配的サプライヤーとしての地位を維持することを目指す

 

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半導体業界に詳しくない人が、ここまでを表面的に読むと、先行している韓国サムスンに、やっと台湾TSMCが追いついたように見えるかもしれない

だが実態は、まるで違っている

韓国サムスンの3ナノ半導体の製造ラインは、歩留率20%(不良率80%)なのだ

これでは採算が取れず大赤字だが、韓国サムスン電子は採算度外視で「3ナノ世界初」の栄冠に飛びついた

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技術力でTSMCに勝てない韓国サムスン電子が、一時的な見栄を張った訳だ

マラソンで時々、聞いたこともないような無名なランナーが猛然と無茶なスタートダッシュをして、最初の数キロをトップで走る場面がある

42.195キロで勝つのは無理だから、せめて最初の数キロだけでもトップを走って、テレビ画面に晴れ姿を映したい、というさもしい考えなのだ

韓国サムスン電子のやっていることは、このさもしいマラソンランナーと同じだ

世界の半導体業界は、次の2ナノ半導体での覇権を目指すべく、日米台の半導体連合による巨額投資で沸き立っている

■習近平

赤組(中露韓北)の仲間として中国の習近平(←)に叱られるのを恐れ、この連合への参加を見合わせた韓国は、完全にバスに乗り遅れた形だ

長らく韓国経済を支えてきた半導体企業(サムスン電子やSKハイニックス)の敗退が現実化してきており、両社の株価は大暴落を続けている

 

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▲韓国サムスン電子の株価推移

 

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