ロシア軍 ヘルソン州で敗走 ドニプロ川西岸から東岸へ

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■戦場

 

 

 

ロシアが併合宣言したウクライナ南部ヘルソン州西部から、ロシア軍が敗走している。

ロシア軍は、ヘルソン州を流れるドニプロ川西岸から東岸へ敗走している。

ウクライナ軍参謀本部は10月22日、ヘルソン州内の陣地2カ所から、ロシア軍が完全に姿を消したと発表した。

敗走しながら、住民の車や衣類などを略奪している。

ウクライナ大統領府の副長官ティモシェンコがSNSで

「これまでに南部ヘルソン州の88の集落を奪還した!」

と明らかにしていて、ウクライナ軍が反転攻勢を強めています。

ロシア軍部隊の一部が、ヘルソン市での市街戦を計画しているとの情報もある。

■ハイマース 

ヘルソン州の親ロシア派は22日、

「大規模砲撃とテロ攻撃の危険性が高まっている」

として、住民に同日中に東岸へ移動するよう命令した。

ウクライナ軍参謀本部によると、ヘルソン市の住民の大部分がすでに市外へ出ているという。

アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は

「ロシア軍が敗走を隠し、ウクライナ軍の追撃を防ぐために、

 ドニプロ川にある水力発電所のダムを爆破する可能性が高い」

と指摘しています。

 

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