▲感染数
▲死者数
▲検査数
衆院予算委員会は7/15、中国コロナウイルス感染症対策などに関する閉会中審査を実施した。
中国コロナ感染症対策分科会会長の尾身茂(→)は、現在の東京都などの新規感染者数の増加について、緊急事態宣言を発令した4月の状況とは異なるとの認識を示した。
尾身茂は
「(宣言前と)単純に比較できない」
と述べ、現在は重症化している人が少なく、医療提供体制も改善していることや、検査対象を無症状者らに広げていることを指摘。
「感染の広がりを示すカーブを見ると、
緊急事態宣言の出た4月のカーブの立ち上がりは急峻だった。
今回は穏やかな増加だ」
と述べた。
▼死者数の国際比較
人口100万人あたりの死者数(対数目盛)
いまは感染数なんかより、「人口比の死者数の推移」が決定的に重要です!
感染数の推移は、「死者数の不完全な先行指標」としてのみ意味を持ちます
感染数はその国の検査政策に左右されるので、感染数の国際比較は、大した意味がありません
上のグラフの縦軸は対数目盛なので、傾きが増加率を表します
グラフが横に寝たら、とりあえず収束です
横に寝たところの高さが、今回の悲惨さの水準です
対数目盛ですから、高さが少し違うだけで、天国と地獄ほども違ってきます
欧州主要国(英仏など)は、ほぼイタリアと似たようなもので、すでに悲惨な水準(地獄)ですが、グラフが寝ているので、ほぼ終息しつつあります
アメリカもかなり悲惨で、すでに13万人以上(ベトナム戦争よりはるかに多い!)が亡くなり、しかも外出禁止のイライラで暴動まで起きてる
地球上の人類の自由と平和と繁栄は、今のところアメリカの軍事力に依存している状態(パクス・アメリカーナ)なので、非常に心配です
ブラジルはまだグラフが寝ていない(毎日1000人以上が亡くなっている)ので、これからどこまで死者が増えるか、予断を許しません
ブラジル大統領ボルソナーロ(←)は、中国コロナへの対策をほとんどせず、「人間はいずれ死ぬもんだ」などと言っていますが、スゴイ国があったもんです
彼自身も中国コロナに感染しましたが、まったく平気のようです(憎まれっ子、世にはばかる)
欧州、米国、ブラジルに比べると、日本は2ケタ、タイ王国と台湾は3ケタ低い
中国コロナ対応で、タイ王国と台湾は世界一成功しました
中国は真っ赤なウソ数字しか公表してないので、除きました
ウイルスを世界にバラまいた犯人の中国が、WHO(世界保健機関)で大きな顔をしてのさばり、対策に成功した台湾が、WHOに参加できない困った状態です
アメリカはWHO脱退を決めましたが、今のようなWHOなら、無い方がマシです
中国は地球上で56万人以上を死亡させ、香港の自由を求める人々を暴力で弾圧し、人類の自由と平和と繁栄を、根底から破壊しようとしています
日本は高さ10人程度(日本全体で1250人程度)に収まりそうです
これは毎年のインフルエンザによる死者数よりずっと低いので、中国コロナへの対応に、ほぼ成功したと言えるでしょう
(^_^;)