▲避難者でごった返すポーランドの国境検問所で
泣き叫ぶ子供を抱きかかえる女性 2/28午前9時撮影
極寒の中、着の身着のままの避難民
それでも逃げられた人は、マシな方?
((((;゚д゚))))
ウクライナからポーランドへと抜ける幹線道路M11号線の先に、ようやく国境の検問所が見えた。
戦火を逃れたウクライナの避難民ら数百人が集まっている。
そこは 混沌(こんとん)の渦だった。
ウクライナ西部リビウの街を出発してから20時間あまり。
2/28早朝にウクライナ側国境にたどり着いた。
渋滞にからむ規制で、車での移動を途中で諦め、避難民に交じって26キロを歩いた。
検問所の前は、群衆で身動きが取れない状態だった。
3時間並んでも、行列はほとんど進まない。
やがて、ウクライナ軍の警備兵が近づいてきて、通用門に移動するよう指示された。
同僚の男性カメラマンと一緒に向かおうとすると、
「女は行け。男は残れ」
とカメラマンだけが止められそうになった。