▲プーチンの東ドイツ時代の身分証
下の記事で「平凡な事務員」と書かれていますが
本物のスパイの仕事は意外と地味で
新聞雑誌などの公開情報の収集分析が主ですから
必ずしも「下っ端の仕事」とは限りません
映画に出て来るカッコいいスパイは虚像です
(^_^;)
プーチンの暴挙に世界が怒りの声を上げている。
プーチンは、旧ソ連の諜報機関KGB(→)出身だ。
と言ってもKGBの平凡な事務員で、映画007に出て来るような派手な仕事ではなかった。
東西冷戦下の東ドイツで、敵である西ドイツの情報収集(主に新聞の切り抜き)をしていた。
プーチンにとって「KGBのスパイ」は憧れの職業だったが、ソ連が崩壊して失業者となり、プーチンは失意の中で母国に戻った。
すでに40才近い中年になっていた。
タクシー運転手をしていた時期もあった。
こうした屈辱の経験が「徹底的に力を誇示する男」を作り上げた。
1990年、プーチンは政治活動を開始し、わずか10年で大統領に就任した。
プーチンのとった方法は、政敵の暗殺。
2006年にはプーチンの陰謀を追っていた女性ジャーナリストが射殺された。
同年、プーチンを批判した元KGB中佐が放射性物質で殺された。
2015年にはプーチン政権を批判していたネムツォフ元副首相がモスクワ市内で射殺された。
プーチンは、もはや自分のことを『皇帝』と位置付けている。
下々の人間(虫けら)の言うことに耳を貸す必要は無いと思い込んでいる。
▲肉体を見せつけて強さを誇示するのが大好きなプーチン
心の中にある弱さとコンプレックスの反動形成か ((((;゚д゚))))