▲道路の片側車線が崩落、線路上で車両が炎上するクリミア大橋
クリミア大橋の爆発原因は、まだ不明ですが
トラックが爆発して3人死亡、鉄道車両に引火
自動車橋の片側と鉄道は、まだ使える
という状況のようです
プーチンは、橋の完成を祝って、自分でトラックを運転し、渡り初めをしたほど思い入れのある橋なので、衝撃を受けているようです
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ウクライナ大統領のゼレンスキー(←)は10月8日のビデオ声明で
「ウクライナは未来が明るいことを知っている。
それは全土、特にクリミアに
占領者のいない未来だ!」
と述べ、クリミア半島を奪還する意欲を表明した。
クリミア大橋の爆発を念頭に置いた発言とみられる。
今回の爆発原因はまだ不明だが、ウクライナは
「準備が整い次第、クリミア大橋を爆破する」
と明言してきた。
ロシア大統領のプーチン(←)は10月8日、爆発原因究明委員会の設置を指示した。
プーチンは、
「クリミア大橋が爆破されたら、核を使う」
と明言してきた。
これは異例の措置で、ロシアの衝撃の大きさを物語っている。
ロシア当局は、クリミア大橋の自動車橋でトラックが爆発し、自動車橋の片側車線が部分的に崩落したと発表。
自動車橋に並行する鉄道橋を走っていた燃料輸送列車でも火災が起きた。
当局は爆発で3人が死亡したとした上で、トラックの所有者を露南部在住の男だと断定し、捜査を始めた。
ロシアは列車の運行を同日中に再開。
自動車の通行も無傷だった片側車線を使って再開した。
今後、崩落した部分の修復を進める。
▲クリミア大橋の衛星写真
クリミア大橋は全長約19キロで、2018年に自動車橋、2019年に鉄道橋が開通した。
ロシアがこれまでに建設した橋の中では最長で、ヨーロッパで最も長い橋である。
自動車橋の開通式典では、プーチンが自らトラックを運転して渡り初めをした。
橋の完成を祝って、記念切手(↓)も発行された。
クリミア大橋は、ウクライナ南部に展開するロシア軍の最も重要な補給路。
クリミア大橋を攻撃すると言ってきたウクライナ側は、今回の爆発への関与を肯定も否定もしていない。
情報機関「ウクライナ保安庁」による特殊作戦だったとの情報もある。