ロシアからの石油や天然ガスの供給が止まり、ドイツ経済は大混乱から大不景気へと転落しつつあります
石油ショックのとき、日本で「油断」という言葉が流行しました
まさに今ドイツは、メルケルの「油断」によって、経済崩壊の危機に瀕しています
独裁者プーチンの危険性を甘く見て、「油断」したメルケルの責任は非常に大きいのですが、本人は開き直っています
もうすでに「過去の人」ですから、何でも無責任に言えて気楽なもんです
ドイツ人は、細かい機械などを扱わせると才能を発揮するのですが、政治家を選ぶような大局的判断については、余り得意ではないようです
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ドイツ前首相のアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)は10月13日、16年間の首相在任中に、ドイツへの主要ガス供給国をロシアにしたことを後悔していないと述べた。
ロシアのウクライナ侵略で、ロシア産エネルギー依存は、ドイツ経済の最大の弱点となっている。
旧東ドイツ出身のメルケルは、在任時にドイツは原発を段階的に廃止していたため、需給ギャップを埋めるために、天然ガス輸入を増やす必要があったと主張し、
「ロシア産ガスは、米国や中東のLNG(液化天然ガス)
よりも安く、合理的な選択だった」
「東西冷戦(Cold War)中でさえ、
ロシアは信頼できるエネルギー供給国だった」
「その点で、私は自身の決断を全く後悔していない。
むしろ、当時の観点からは正しかったと信じている」
と述べた。