著者はフランス人の歴史人類学者
実質的にドイツが完全支配しているEUは、ドイツ第四帝国となって、アメリカと敵対する道を歩んでおり、世界を破滅に導く恐れがあると言う
ドイツを取り巻く周辺国それぞれについて、ドイツの植民地化している現状を説明している
著者がフランス人のせいか、フランスが自ら進んでドイツに隷属する道を選んでいるとして、ひどく嘆いている
過去2回の大戦でヨーロッパを地獄に突き落としたドイツなので、ドイツ人の心の中に住むイノシシがまた暴れだして、世界を破滅させないとも限らない
ドイツと中国の接近が非常に気がかりで、フランスが何とか防いでもらいたいものだと思う
インタビュー形式の本なので、全体にまとまりが悪く、やや理解しにくい
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