▲議会に侵入したボルソナロ支持者
ブラジルは人口、国土、資源などが豊かで、インドと並んで21世紀後半の大国になりつつある国です
明治以降、日本からの移民が多く、勤勉な日系人には現地で成功している人も多い
リオのカーニバル(←)が有名で、いかにもラテンアメリカといった感じの、熱狂的かつフレンドリーな人が多い
今回の事件も、熱狂的な国民性が関係してるかも
リオのカーニバルが始まったのは1723年なので、今年は300周年!
ブラジルは非常に親日的な国で、
赤組(中露韓北)以外は、ほとんど親日国
と言える現在の人類世界でも、親日国トップ10に入るくらい親日です
日本外相の林芳正(→)が、スゴいタイミングでブラジルに行ってます
時には「中国の工作員(スパイ)」などと揶揄される、超親中派の林芳正(リンホーセー)は、岸田内閣で最もリスキーな人物です
岸田は、なんでこんな危険な男を外相にしたんだろう?
日本の国益を損なうアホな外交をしないように願うばかりです
(^_^;)
ブラジルの首都ブラジリアで1月8日、ブラジル前大統領ボルソナロ(←)の支持者が、議会と大統領府、最高裁判所を襲撃した。
ブラジルメディアに掲載された映像では、ボルソナロの支持者のカラーである黄や緑の洋服をまとった人々が施設内に入って、窓ガラスや家具、絵画を破壊している。
侵入者に対して、警察は催涙弾や放水車を用いて制圧を試み、警察による拘束者は150人に達している。
ブラジル大統領ルラ(→)は、ブラジリア連邦区について、1月31日まで国が直接治安を管理する政令を出し、
「わが国の歴史に前例がない。
このような行為を行った人は罰せられなければならない」
と述べた。
ルラは大雨の視察などでサンパウロ州を訪問中でブラジリアにいなかったが、事件を受けてブラジリアへ向かった。
2021年10月の大統領選では左派のルラが、右派のボルソナロに僅差で勝利した。
ボルソナロは選挙戦期間中から電子投票の仕組みの欠陥を重ねて主張し、選挙後もルラの勝利を明確には認めていないが、政権移行作業は実施された。
ルラは2023年1月1日に大統領に就任したばかりで、任期は4年。
ボルソナロはアメリカ前大統領トランプ(→)への親近感を示し、奔放な発言が共通しており
「南米のトランプ」
とも呼ばれている。
ボルソナロとトランプには、狂信的な支持者も多いことも共通している。
米国では2021年1月に、トランプ支持者による議会襲撃事件がおきている。
ボルソナロ支持者は、選挙結果が確定した後も国内各地で抗議を続けていた。
選挙不正を信じたり、軍部による介入を求める意見も根強くあった。
2022年12月24日にはブラジリアで、爆発物を仕掛けた容疑で逮捕者も出ていた。
ボルソナロは2022年12月30日にブラジルを離れて、米フロリダ州オーランドに滞在しているとみられている。
ブラジルでは新大統領の就任式で、現職が後任の肩に懸章をかける儀式が通例となっているが、ボルソナロは就任式典を欠席していた。
ボルソナロはブラジル出発前の動画で
「テロの試みを正当化するものは何もない」
と述べ、支持者に冷静な対応を呼びかけていた。
日本外相の林芳正はブラジルを訪問中で、1月8日夕方にブラジリアに到着した。
1月9日には、ブラジル外相ビエイラとの会談が予定されている。