▲4州併合の祝賀式典で署名するプーチン悪魔
プーチン政権の高官たちは、自分たちは安全で快適な場所にいて、ウクライナ4州併合の祝賀式典を楽しみながら、地獄の最前線で死を目前にしているロシア軍の兵士たちを見殺しにしているようです
日本も第二次大戦末期には、当時の日本政府高官たちが、玉砕を続ける最前線の兵士や、餓死しそうな国民を放置して、「国体の護持」などという馬鹿げた観念遊戯に貴重な時間を浪費していました
堕落の極みに達した権力者が考えることというのは、常に似たようなもので、自分を取り巻く権力グループ内での人間関係と、その中での自分の保身だけに関心が固着します
そして、最前線で本当に命がけで戦っている兵士たちには、彼ら権力者の関心は及びません
自分だけが可愛く、自分以外の人間の苦痛には限りなく無関心になれるという、人間という生き物の醜い性が、極限状況の中で赤裸々に表出しています
いま最も危惧すべきことは、追い詰められた権力者たちが、危機打開の手段として核兵器を使うこと、あるいは自分が死ぬのなら一緒に全人類を道連れにしてやるという「危険な誘惑」に陥ることです
もちろん、アメリカを始めNATO首脳部は、ロシアの権力者を追い詰め過ぎて、「危険な誘惑」に陥らせることのないように方策を考えているはずですが、結果がどう出るか余談を許しません
恐ろしいことです
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ロシア大統領プーチン悪魔が9月30日に併合宣言したウクライナ4州で、ロシア軍部隊の敗走が続いている。
ウクライナ軍に奪還された東部ドネツク州の要衝リマンでは、ロシア軍参謀本部が4州編入の祝賀ムードに水を差さないよう、ロシア軍部隊の撤収を禁じたとの疑いも。
プーチン政権内では10月2日、軍への不満が表面化しており、前線に展開する部隊は厳しい状況に置かれている。
リマン包囲戦でロシア軍兵士が妻に電話した
「ウクライナ軍に囲まれた。
死ぬことになる。
君にさよならを伝えたい」
兵士は息を切らして「ひどい状況だ」と吐き捨て、妻は現実を理解できず戸惑っていた。
リマンで抗戦した約5000人のロシア兵の大半が死傷した可能性がある。
強硬派で知られるロシア・チェチェン共和国のカディロフ首長は2日、
「現地の軍司令官を前線に送り、
敗れた恥を自分の血で償ってもらう」
と通信アプリに投稿。
ウクライナのゼレンスキー大統領は
「(プーチン政権内では)皆が敗北の責任を
押しつけ合い、互いを攻撃している」
と皮肉った。
ウクライナメディアによると、東部ルガンスク州知事は
「ロシア軍兵士は完全包囲される前、
撤退を上申したが司令部から拒否された」
と指摘。
ウクライナ軍幹部は
「ロシア国内は皆が『併合式典』に気を取られ
孤立したリマンの部隊を助けようとはしなかった」
と述べ、味方から見殺しにされたとの見方を示した。